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【メンズ】洗顔は一日何回が正解?テカリ・乾燥を防ぐ正しい洗顔方法を解説

「朝と夜に洗顔してるけど、多すぎる?」「1日に何回も洗えばテカリは抑えられる?」
――こんな疑問を持つ20〜30代男性は多いはず。
【結論】メンズの洗顔は「朝・夜の2回」が絶対的な基本です。
3回以上洗うと、皮脂が過剰分泌される「オイリーリバウンド」や、乾燥による肌荒れを招きます。
年間50本以上の美容アイテムを使い比べた日本化粧品検定1級のメンズ美容ブロガーが、この結論の理由と、テカリ・乾燥を確実に防ぐ「正しい洗顔のすべて」を徹底解説します。
メンズの洗顔は一日何回がベスト?
結論から言うと、一日2回(朝・夜)が基本です。
皮脂は肌のバリア機能の一部であり、落としすぎると肌が乾燥し、逆に皮脂分泌が増える「オイリーリバウンド」が起きます。
特に20〜30代男性は皮脂量が多く、昼間にテカリやすいですが、日中に何度も洗顔料で洗うのは逆効果です。
朝洗顔の3つの役割
1. 睡眠中に分泌された皮脂や汗、ホコリを落とす
睡眠中でも皮脂腺は活動しており、朝起きると顔がべたつくのは自然なことです。
また、布団や枕カバーにはホコリや雑菌が付着しており、それらが肌に移っている可能性があります。
朝の洗顔でこれらの皮脂・汗・ホコリを落とすことで、毛穴詰まりやニキビを防ぎ、一日の肌コンディションを整えられます。
2. 髭剃り前に肌を整える
朝洗顔は髭剃り前の重要な準備でもあります。
温かいぬるま湯で顔を洗うことで、毛穴が開きヒゲが柔らかくなり、カミソリ負けを防ぎやすくなります。また、肌表面の汚れを落とすことで刃の滑りが良くなり、剃り残しや肌へのダメージも軽減できます。
3. スキンケアや日焼け止めの浸透を助ける
洗顔で余分な皮脂や汚れを落とすことで、化粧水や乳液、日焼け止めの成分が肌に均一に広がりやすくなります。
汚れが残ったままでは保湿や紫外線カットの効果が半減してしまうため、朝洗顔はスキンケア効果を最大化するための土台作りとも言えます。
朝洗顔の必要性、最適なスキンケア習慣についてはさらに下記記事でもまとめています。
朝洗顔の方法がいまいちわかっていない、質を高めたいという方は合わせてご覧ください!

夜洗顔の3つの役割
1. 皮脂や汗に加え、外気中のホコリ・花粉を落とす
日中は外出や通勤によって、大気中のホコリや花粉、排気ガスの微粒子が肌に付着します。
これらは目に見えなくても肌にダメージを与える原因となります。夜の洗顔でしっかり除去することで、肌トラブルや炎症の予防につながります。
2. 日焼け止めや整髪料の付着をオフする
日焼け止めやヘアワックス、ジェルなどが顔に付着していることは意外と多く、そのまま寝ると毛穴詰まりやくすみの原因になります。
夜洗顔ではこれらをしっかり落とすことで、肌の呼吸を妨げず健康な状態を維持できます。
3. 肌のターンオーバーを妨げる汚れを除去
夜は肌が生まれ変わる「ターンオーバー」が活発になる時間帯です。
しかし、汚れや皮脂が残っているとその働きが阻害され、老廃物が蓄積しやすくなります。
夜の洗顔は肌の回復力を高めるための必須ケアであり、翌朝の肌質にも直結します。
メンズ向けの正しい洗顔方法

手を清潔に洗う
洗顔の前にまず行うべきは「手を清潔に洗う」ことです。
手に皮脂やホコリ、整髪料などが付いたまま洗顔すると、それらの汚れが顔に移り、毛穴詰まりやニキビの原因になります。
特にメンズは整髪料や日焼け止めを使う機会も多く、それらが肌に刺激を与えることも。
洗顔前に石けんで手のひら・指の間・爪の周りまでしっかり洗い落とし、清潔な状態にしてから顔に触れることが、健やかな肌の第一歩です。
洗顔料をしっかり泡立てる(泡ネット推奨)
洗顔は「泡」で汚れを包み込んで落とすのが基本です。
手のひらで直接ゴシゴシ洗うと摩擦ダメージで肌を傷つけてしまいます。
そこで泡ネットを使うと、きめ細かく弾力のある泡が簡単に作れます。泡が毛穴の奥の汚れや余分な皮脂を吸着し、肌をやさしく洗い上げます。
メンズ肌は皮脂分泌が多いため、しっかり泡立てることで洗浄効果を高めつつ、摩擦レスな洗顔が可能になります。

泡立てるのが面倒な人は泡洗顔がおすすめ!
泡立てるのが面倒な人は泡洗顔を使用するのも一つの手かと思います。
下記記事でおすすめの洗顔を紹介しています。泡洗顔も勿論紹介していますので是非チェックしてみてください!


Tゾーンから泡をのせ、顔全体をやさしく洗う
洗う順番も大切です。まず皮脂が多く分泌されるTゾーン(額・鼻)から泡をのせ、くるくるとやさしく洗います。
その後、Uゾーン(頬・顎)など比較的乾燥しやすい部分に泡を広げます。
力を入れすぎず、泡を転がすイメージで洗うと肌への負担を最小限に抑えられます。
ヒゲの生えている部分は泡をしっかり行き渡らせ、毛穴の奥の汚れも逃さず洗浄します。
ぬるま湯で20〜30回すすぐ
洗顔後はぬるま湯(32〜34℃程度)で丁寧にすすぎます。
熱すぎるお湯は皮脂を取りすぎて乾燥を招き、冷たすぎる水は汚れ落ちが悪くなります。
特にフェイスラインや生え際、小鼻の脇などは泡が残りやすいので注意が必要です。
泡残りは肌荒れやニキビの原因になるため、20〜30回を目安にしっかりとすすぎ切りましょう。
清潔なタオルで押さえるように水気を取る
最後に、清潔なタオルでゴシゴシ拭かず、軽く押さえるようにして水気を取ります。
摩擦は肌に大きな負担を与えるため、力を入れないことが重要です。
タオルは使い回さず、洗濯した清潔なものを使用しましょう。
タオルに雑菌が残っているとせっかくの洗顔が台無しになり、肌トラブルの原因となります。
【テカリ・乾燥を改善】肌質別!失敗しない洗顔料選びの5つの着眼点


洗顔はただ顔を洗うだけでなく、皮脂や汚れを落としつつ肌のバリア機能を守ることが重要です。
特に20〜30代男性は皮脂分泌量が多いため、洗顔料の選び方を間違えると、テカリや乾燥、ニキビの原因にもなります。
ここでは、あなたの肌質に合った洗顔料を選び、肌トラブルを根本から改善するための、専門的な5つの着眼点を解説します。
1. 自身の肌タイプに合わせた洗浄成分で選ぶ
肌質に合った洗顔料選びは、スキンケアの第一歩です。
必要な皮脂まで奪ってしまうと、乾燥や皮脂の過剰分泌を招くため、成分表示を必ず確認しましょう。
肌タイプ | おすすめの洗浄成分のタイプ | 避けるべき成分 |
脂性肌(テカリ・ニキビ) | **クレイ(泥)や炭(チャコール)**など皮脂吸着効果の高い成分。サリチル酸などの殺菌・抗炎症成分。 | アルコール濃度が高すぎるもの。 |
乾燥肌(つっぱり・カサつき) | アミノ酸系や弱酸性の低刺激洗浄成分(例:ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa)。 | 石けん系(脂肪酸ナトリウム)など、脱脂力が強すぎる成分。 |
敏感肌(赤み・刺激) | アルコールフリー、無香料、着色料フリーなどのシンプルな処方。 | 高い香料、強いメントール(清涼感成分)など。 |
肌質に合わない洗顔料は肌トラブルの原因になるため、成分表示や「脂性肌用」「敏感肌用」などの表示を必ず確認しましょう。
2. 泡切れの良さとテクスチャーで選ぶ
メンズ肌は皮脂が多く、洗顔料が肌に残りやすい傾向があります。泡切れが悪いと、すすぎ残しがニキビや肌荒れの原因になります。また、初心者は扱いやすいテクスチャーを選びましょう。
- 泡洗顔/ポンプタイプ: 泡立てる手間がなく、泡の質が安定しているため、初心者や時間がない人におすすめ。
- ペースト/クリームタイプ: 自分で泡立てる手間はあるものの、洗浄力や保湿力のバランスが良いものを選びやすい。



せっかく洗顔しているのに、洗い方が雑で肌荒れするのはもったいない!
3. 仕上がりを左右する「ツヤ感 or マット感」で選ぶ
メンズの洗顔後の肌は、テカリの有無が清潔感を大きく左右します。
- マット系: 洗い上がりがサラッとしており、皮脂をしっかり除去したい脂性肌向け。日中のテカリ予防に繋がる。
- しっとり系: 洗い上がりにやや潤いが残り、つっぱり感を避けたい乾燥肌や敏感肌向け。
4. 悩みに特化した付加機能(薬用成分)で選ぶ
特定の肌トラブルに悩んでいる場合は、医薬部外品(薬用)の有効成分に着目して選びましょう。
肌悩み | 注目すべき有効成分 | 役割 |
ニキビ予防 | サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分) | アクネ菌の増殖を防ぎ、炎症を鎮める。 |
肌荒れ・赤み | グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分) | 炎症や肌荒れを防ぎ、肌を落ち着かせる。 |
5. コストと継続性で選ぶ
どんなに良い洗顔料でも、継続できなければ意味がありません。高価なデパコスから、毎日気兼ねなく使えるプチプラまで幅広く存在します。
- 初心者: まずは薬局やドラッグストアで手に入る、1,000円〜2,000円台のメンズ向けブランドから試すのが低リスクで継続しやすいでしょう。
肌質に合わない洗顔料は、それだけで肌トラブルの原因になりえます。この5つの着眼点を参考に、あなたの肌を根本から改善してくれるベストな洗顔料を見つけてください。
洗顔のやりすぎが招く3つの悪影響


乾燥:バリア機能低下で肌がつっぱる
洗顔をしすぎると、肌のうるおいを守る皮脂や天然保湿因子(NMF)まで洗い流してしまいます。
その結果、肌表面のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなります。
これが続くと、洗顔後すぐにつっぱり感やカサつきを感じやすくなり、外的刺激にも敏感な状態に。
乾燥はシワやくすみの原因にもなり、見た目年齢を上げてしまうため、適切な洗顔回数を守ることが重要です。
特に冬やエアコン環境下では乾燥が進みやすいので要注意です。
皮脂過剰分泌:乾燥を補おうとして余計に皮脂が出る
意外かもしれませんが、洗顔のしすぎはテカリを悪化させることがあります。
これは肌が乾燥すると「うるおい不足」と判断し、皮脂を過剰に分泌してしまうからです。
その結果、額や鼻まわりがいつもギトギトしている状態に。皮脂が多いと毛穴詰まりや黒ずみ、ニキビの原因にもなり、逆効果になってしまいます。
皮脂をコントロールするには、洗顔回数を減らしつつ保湿をしっかり行い、肌が「これ以上皮脂を出さなくてもいい」と感じる状態を保つことが大切です。



洗顔も大事だけど普段の保湿ケアが顔のテカリには重要です!
肌荒れ:摩擦や洗浄成分の刺激で炎症が起きやすくなる
1日に何度も洗顔すると、肌は摩擦や洗浄成分による刺激にさらされます。
特にゴシゴシこするような洗い方や、刺激の強い洗顔料を頻繁に使うと、角層が傷つき炎症や赤み、かゆみが起きやすくなります。
さらに、バリア機能が弱まった肌は外部からの細菌やアレルゲンにも反応しやすくなり、慢性的な肌荒れの原因に。
清潔感を保つための洗顔が、逆に見た目の印象を損なうことになりかねません。
摩擦レスな洗顔と適度な頻度が健康な肌の鍵です。
洗顔回数より重要!テカリ・ニキビを悪化させる日中のNG行動
洗顔の頻度や方法をマスターしても、日中の行動一つで肌トラブルは悪化してしまいます。特に皮脂が多い男性は、以下のNG行動に注意しましょう。
テカリをティッシュや指でゴシゴシ拭き取る
皮脂が気になるからといって、ティッシュや汚れた指で強くこすると、摩擦で肌に炎症が起き、ニキビや赤みの原因になります。
また、一時的に皮脂を奪いすぎた肌は、乾燥を防ごうとしてさらに皮脂を分泌します(オイリーリバウンド)。
【推奨行動】 あぶらとり紙や、清潔なテカリ防止シートで優しく「押さえる」ように皮脂をオフしましょう。
髪の毛や整髪料が顔に触れることが多い
前髪やサイドの髪の毛に付着したワックスやジェル、汗、雑菌が、常に額や頬に触れることで、毛穴を詰まらせニキビの原因になります。
【推奨行動】 職場や学校では前髪を上げる、清潔なヘアバンドを使うなど、顔になるべく髪が触れないように工夫しましょう。
マスクやスマホ画面の汚れを放置する
長時間マスクを着用したり、汚れたスマホ画面を肌に密着させたりすると、雑菌や皮脂がたまり、ニキビや肌荒れの原因になります。
【推奨行動】 マスクはこまめに交換し、スマホ画面はアルコールシートなどで定期的に拭き、清潔を保ちましょう。
まとめ
メンズの洗顔は一日何回?――答えは朝・夜の2回が基本です。
テカリが気になるからといって洗いすぎると、乾燥や皮脂過剰分泌で逆効果になります。
日中は洗顔ではなく皮脂オフで対応し、朝と夜の洗顔でしっかりと清潔感を保ちましょう。
正しい頻度と方法を守れば、テカリ知らずの健やかな肌が手に入ります!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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