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【結論】化粧下地と日焼け止めの違いとは?プロが教える必要性と正しい順番

「化粧下地と日焼け止めってどう違うの?」「結局、両方使わないといけないの?」
メイクやスキンケア初心者の方であれば、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
どちらも顔に塗るクリーム状のアイテムなので、混同しやすいですよね。
今回は日本化粧品検定1級を持ち、年間50以上の美容商品を試すメンズ美容ブロガーの僕が、下地と日焼け止めの決定的な違いと正しい使い方を初心者にもわかりやすく解説します。
この記事を読めば「結局どうすればいいの?」というベースメイクのモヤモヤがすっきり解消され、あなたの肌悩みと目的に合わせた最適なアイテム選びができるようになります。
化粧下地と日焼け止めの決定的な違い
化粧下地と日焼け止めは、見た目は似ていても「使用目的」と「肌に与える効果」が全く異なります。
この違いこそが、両者を使い分ける最大のポイントです。
両者の役割を簡単にまとめると、以下のようになります。
| アイテム | 主な役割 | 目的 |
|---|---|---|
| 日焼け止め | 紫外線をブロックする | スキンケア・肌の保護(予防) |
| 化粧下地 | 肌を整え、ファンデの仕上がりを良くする | メイクの土台(仕上がり) |
簡単に言えば、下地=メイクをきれいに見せるもの、日焼け止め=紫外線から肌を守るものです。
使用感は似ていても、使用目的が全く違うことを理解しましょう。
徹底比較:役割・目的・成分の違い

それぞれのアイテムが持つ具体的な機能を深掘りし、なぜ両者を併用する必要があるのかを解説します。
【日焼け止め】最大の役割とSPF/PAの基礎知識
日焼け止めの最大の目的は「紫外線から肌を守り、光老化を防ぐこと」です。
紫外線(UV)は、日焼けするだけでなく、シミ・しわ・たるみなど、見た目年齢を大きく左右する肌老化(光老化)の原因になります。
| 指標 | 意味 | 防ぐダメージ |
|---|---|---|
| SPF | UV-B(日焼け・炎症)を防ぐ効果の指標 | 日焼けや赤みの原因を防ぐ |
| PA | UV-A(真皮に届く)を防ぐ効果の指標 | シミ・シワ・たるみ(光老化)を予防 |
- UV-B(SPF): 肌表面にダメージを与え、赤く炎症を起こしたり、シミの原因となるメラニンを過剰に発生させます。
- UV-A(PA): 肌の奥(真皮)まで届き、コラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみを引き起こします。
日焼け止めを使うことで、これらの紫外線ダメージを防ぎ、今の肌を守り、将来の肌老化のスピードを遅らせるという役割を担います。
【化粧下地】メイクの土台としての4つの重要機能
化粧下地は、その名の通り「メイクの土台」をつくるアイテムであり、ファンデーションをきれいに仕上げ、長持ちさせるために欠かせない存在です。
- 肌色をトーンアップ: トーンアップ機能を持つ下地は、肌色をワントーン明るく見せ、透明感を演出します。
- 肌表面をなめらかに整える: 化粧下地を塗ることで、毛穴の開きや小じわなどの凹凸を埋め、肌表面をフラット(均一)に整えます。これにより、ファンデーションのノリが格段に良くなります。
- ファンデーションの持ちをよくする: 下地はファンデーションの密着度を高め、皮脂や汗によるテカリや崩れを防ぐ効果があります。「夕方になるとメイクがヨレてしまう…」という悩みを抱える人ほど、下地の重要性を実感できます。
- 毛穴や色ムラを自然にカバー: カラーコントロール効果がある下地を使えば、赤み(グリーン系)やくすみ(イエロー・パープル系)を補正し、肌色を均一に整えます。ファンデーションの厚塗りを防ぎ、ナチュラルな仕上がりを実現できます。
下地と日焼け止めは両方必要?シーン別おすすめ

結論からいうと 「シーンに応じて使い分けるのがベスト」 です!
必ず両方を重ねなければならないわけではありませんが、外出の目的やメイクの仕上がりに求めるレベルによって、最適な組み合わせは変わってきます!
ここでは、状況別におすすめの使い方を詳しく解説します。
外出が少なく、軽いメイクで十分な日(日焼け止めのみでOK)
室内でも窓から紫外線は入ってきますが、強い直射日光を浴びるわけではないため、SPF・PAが控えめで肌に優しい普段使い用を塗るだけでOK。肌への負担も軽減でき、ナチュラルな仕上がりをキープできます
しっかりメイクをしたい日・長時間の外出(併用が安心)
仕事やお出かけ、長時間の外出など、きちんとメイクをしたい日は「日焼け止め+化粧下地」を併用するのが安心です。
日焼け止めで紫外線をしっかり防ぎ、その上に化粧下地を仕込むことで、ファンデーションのノリや持ちが格段にアップし、仕上がりの美しさが両立できます。
仕事やお出かけ、長時間の外出など、きちんとメイクをしたい日は「日焼け止め+化粧下地」を併用するのが安心です。
時短したい人におすすめの方法(多機能アイテムを活用)
毎日忙しくて何種類も重ねるのが面倒、という方には「UVカット機能つき化粧下地」や「日焼け止め効果のあるBB・CCクリーム」がおすすめです。
これらは1本で紫外線対策とベースメイクの役割を兼ね備えているため、朝の準備時間を大幅に短縮できます。ただし、日焼け止めの効果を重視する場合は、高いSPF/PA値のものを選ぶようにしましょう。
日焼け止めと化粧下地をどっちを先に塗る?

悩めるメンズそれぞれの特徴はわかったけどさ・・・どっち先に塗ればいいの!
毎日のメイクで迷いやすいのが「日焼け止めと化粧下地の順番」です。
正しく塗ることで紫外線対策とベースメイクの仕上がりが大きく変わるため、ここはしっかり押さえておきたいポイント。
基本的な順番は 「スキンケア → 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーション」 です。それぞれの理由を詳しく解説します。
毎朝のスキンケアの後に日焼け止めを塗る
日焼け止めはスキンケアの延長のような感覚で使うのがおすすめです。
紫外線は一年中降り注いでいるため、外出予定がなくても毎朝習慣化することが大切。
化粧水や乳液で肌を整えた後に日焼け止めを塗ることで、紫外線から肌を守りながら日中の肌ダメージを最小限に抑えられます。
特にシミやシワの予防には、朝一番のルーティンとして取り入れることが重要です。



日焼け止めは毎朝スキンケア後にしっかり塗りましょう!
② その上から化粧下地を重ねる
日焼け止めだけではファンデーションの仕上がりを高めることはできません。
そこで化粧下地を重ねることで、毛穴や色ムラをカバーし、肌をなめらかに整えます。
さらに、下地には皮脂崩れを防ぐものや、トーンアップ効果があるものなど種類が豊富。
日焼け止めで肌を守り、下地で美しい土台をつくるという役割分担をすることで、透明感のある仕上がりが長時間続きます。
③ 時短したい日は多機能アイテムで代用
「毎日忙しくて重ねるのが面倒…」という方は、日焼け止め効果のある下地やBBクリーム、CCクリームを活用するのも一つの手です。
これなら1本で紫外線対策とベースづくりができるため、忙しい朝でも無理なく続けられます。特にメイク初心者やナチュラルメイク派にはぴったりのアイテムです!
失敗しない日焼け止めと化粧下地の選び方


① 日焼け止めを選ぶときのポイント
最も重要なのは、紫外線防止効果の強さと使用シーンに合わせることです。
- テクスチャー: ベタつきが気になるならジェルタイプ、乾燥が気になるならミルクやクリームタイプがおすすめです。
- 普段使い: SPF30/PA++ 程度で十分。肌への負担が少ないものを選びましょう。
- 屋外レジャー/長時間外出: SPF50+/PA++++ の高いものを選びましょう。
② 化粧下地を選ぶときのポイント
化粧下地は肌悩みや仕上がりの好みに合わせて選ぶのがコツです。
- 皮脂崩れが気になる人: テカリ防止(マット)タイプ
- 透明感を出したい人: トーンアップ(パープル/ピンク)タイプ
- 赤みが気になる人: グリーン系のコントロールカラー入り下地
- 乾燥が気になる人: 保湿成分が豊富に配合されたタイプ
メイクバレを避けたい男性やナチュラルメイク派の方は、色補正が強すぎないもの(ベージュや無色透明)を選ぶと自然な仕上がりになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は化粧下地と日焼け止めの特徴や違い、そして正しい使い方について解説しました。
改めて違いをまとめると、下地はメイクをきれいに見せるもの、日焼け止めは紫外線から肌を守るものです。
塗る頻度としては、基本的に日焼け止めは毎日塗り、しっかりメイクをする日は下地も重ねるのがおすすめです。
使用目的が異なるため、あなたの肌悩みや、メイクの仕上がりに求めるレベルに合わせて、両者のアイテムを上手に使い分けてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!










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